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東京建物(東京都中央区)とHotel Properties Limited(シンガポール)が大阪・堂島の電通関西支社ビル跡地に開発中の49階建ての住宅とホテルの複合ビルに、ラグジュアリーホテルブランド「Four Seasons Hotel」が大阪市内に初進出することが決まった。ビルは「旅とアート」をコンセプトとし、466戸の住戸や178室の客室のほか、スパリートメントやジムを備えたスパ、レストラン、カフェ、バーなどを備える。竣工は2024年を予定している。

 

再開発プロジェクトは「ONE DOJIMA PROJECT」と命名、ビルの規模はRC造地下1階地上49階建て延べ8万2566平方㍍。住宅フロアは1-27階と38-49階の総戸数466戸のプライベートレジデンス「Brillia」とする。

一方のホテルフロアは、1-2階と28-37階の客室数178室。Four Seasons Hotels&Resorts(カナダ)が運営する。24年12月下旬の開業を見込む。

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設計は日建設計(大阪市中央区)、施工は竹中工務店大阪本店(大阪市中央区)が担当している。建設地は、大阪市北区堂島2-17-5(地番)の敷地4828平方㍍。工事は20年8月1日に着工した。

土地は、東京建物が電通から17年12月に取得していた。電通関西支社は17年11月に中之島フェスティバルタワー・ウエスト(大阪市北区)に移転していた。