東京建物(東京都中央区)とHotel Properties Limited(シンガポール)が大阪・堂島の電通関西支社ビル跡地に開発中の49階建ての住宅とホテルの複合ビルに、ラグジュアリーホテルブランド「Four Seasons Hotel」が大阪市内に初進出することが決まった。ビルは「旅とアート」をコンセプトとし、466戸の住戸や178室の客室のほか、スパリートメントやジムを備えたスパ、レストラン、カフェ、バーなどを備える。竣工は2024年を予定している。   再開発プロジェクトは「ONE DOJIMA PROJECT」と命名、ビルの規模はRC造地下1階地上49階建て延べ8万2566平方㍍。住宅フロアは1-27階と38-49階の総戸数466戸のプライベートレジデンス「Brillia」とする。 一方のホテルフロアは、1-2階と28-37階の客室数178室。Four Seasons Hotels&Resorts(カナダ)が運営する。24年12月下旬の開業を見込む。 設計は日建設計(大阪市中央区)、施工は竹中工務店大阪本店(大阪市中央区)が担当している。建設地は、大阪市北区堂島2-17-5(地番)の敷地4828平方㍍。工事は20年8月1日に着工した。 土地は、東京建物が電通から17年12月に取得していた。電通関西支社は17年11月に中之島フェスティバルタワー・ウエスト(大阪市北区)に移転していた。  

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2018年1月末に営業を終えたホテル「京都ロイヤルホテル&スパ」(京都市中京区)が入っていたビルの解体工事が進んでおり、上屋の解体をほぼ終えた。土地は東京建物(東京都中央区)が所有しており、解体工事も同社が発注している。2021年9月末までの完了を目指している。

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東京労働局は7月を熱中症予防対策の重点期間とし、さまざまな取り組みを集中的に実施する。7日に土田浩史局長が建設現場をパトロールし、安全衛生の取り組みなどを確認する。8日には東京建設業協会(東建)など関係団体と対策会議を開き、熱中症予防対策の徹底を要請。特に建設現場で熱中症と感染症を防ぐため、マスクの選び方や使い方などを作業員一人一人に周知徹底するよう求める。=1面参照 都内の職場で熱中症による休業4日以上の死傷者数は、2020年が77人(うち死亡者1人)となり、19年と比べ20人増えた。過去10年でみると、記録的な猛暑だった18年の91人(4人)に次いで、2番目に死傷者数の多い年だった。 熱中症災害が多発している状況を踏まえ東京労働局は7月に職場の熱中症予防対策を重点的に取り組む。8日に開く対策会議では東建や建設業労働災害防止協会東京支部(建災防東京支部)、東京都警備業協会など8団体に対し、予防対策徹底に関する要請文書を手渡す。作業環境管理や労働衛生教育など熱中症を防ぐための具体的な取り組みを説明し、現場での実施を要請する。 建設業の死亡者数の急増を受け実施している緊急対策の一環として、都内の大規模現場で局長による安全衛生パトロールを7日に実施する。労働災害防止対策だけでなく、熱中症予防対策も確認する。 熱中症予防対策のウェブセミナーを開催する。1日から厚生労働省の動画投稿サイト・ユーチューブで公開。同時に「職場における熱中症予防対策自主点検」も行う。

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